2004-10-26 第161回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
洲本のそういう水没地帯に行きますと、ほとんど村一帯というか、その地域一帯が埋もれている。ですから、ほとんど家財道具というのは、もう全部ぬれて捨てなければいけない。しかし、その捨てるのも、高齢者が多い地域ですと、そのごみを出すことすら大変だ。ですから、家の前に出したごみで、その道が全然車が通れなくなり、変な話ですけれども、いまだにくみ取りの地域もありまして、そこに必要な車が入っていくことができない。
洲本のそういう水没地帯に行きますと、ほとんど村一帯というか、その地域一帯が埋もれている。ですから、ほとんど家財道具というのは、もう全部ぬれて捨てなければいけない。しかし、その捨てるのも、高齢者が多い地域ですと、そのごみを出すことすら大変だ。ですから、家の前に出したごみで、その道が全然車が通れなくなり、変な話ですけれども、いまだにくみ取りの地域もありまして、そこに必要な車が入っていくことができない。
しかし、水没地帯は大変広大にわたるわけでございまして、二百キロに及ぶわけであります。そこには少数民族の問題等もございます。大変難しい問題がございまして、なおインド側の努力を期待しなければならない面があるのではないかという感じで私ども見ております。
だから荒川の水を早く東京なり東京湾へ出し切らないと、東京もそうでありますけれども、内水面現象は岸部に三百ミリ以上の雨が降れば必ず関東平野全体は水没地帯になってくる、それには新河岸川から黒目川から鴨川からあらゆる中小河川が荒川に流れ出ないでとまってしまう、息が詰まってしまう、そういう現象によってその地帯に、しかもこれは建設省御自身でやられたことでありますが、低湿帯に非常に開発が行われた。
鉄道橋で河川ぎりぎりのところを鉄道が走るというようなことになります、ダムの水没地帯になりますから。そこでダム建設に伴い橋脚が水没する、ほとんど七、八割が水没いたします。ゆえに乗客の安全措置の上からも橋梁のつけかえの必要性が出てくるのではないか、かように思うのですが、その点はどう対処するつもりでおられるのか。すなわち橋梁のつけかえをしますと、両サイドがトンネルでございます。
しかも、先ほど申しました三号線と清水の丘陵地帯との間に堰堤のようになって水没地帯、その真ん中に第八師団が出動する際、三号線に通ずる唯一の道路が通っておるわけです。そこで、この八師団が出動する唯一の道路がいざという場合水没しておったならば、第八師団が発動できないということになる。
四十四年十二月、新幹線のルートが決まり出した際、国鉄側に対しましてその住民の代表あるいは県の代表が、福岡トンネル真上に県営多目的ダムを建設するためすでに予備調査を行っているが支障はないか、このように確かめているわけでございますが、これに対して国鉄側は、関門トンネルは海底わずか二十メートル下を走っております、福岡トンネルの場合はダム水没地帯から地下百メートルの地点を掘るから絶対大丈夫だと、自信満々の回答
大雪ダムの工事は、ことしじゅうには概成をする予定になっておりまして、ついては大雪ダムが建設されますと、水没地帯の既存の林道がなくなるわけでございます。それに対します、いわゆる補償林道つけかえ工事というものを開発局が現場で工事をやっておりますが、これについてのルートにつきましては林野庁の計画、要請によって私ども工事を施工しておるわけでございます。
そこは水没地帯が、中に大きな貯水池ができますので、いまは百メートルそこそこのつり橋ですが、今度は三百六十メートルの橋をひとつかけてもらいたい、移転補償が認められないならば、そこにひとつ橋をかけてもらいたいということが、これは草木ダムの公共補償の事柄として非常に重要な御要望がございました。結局この橋をかけることにいたしまして、その六戸の方々は橋を渡って対岸の国道に出ていただく。
ですから、そういうような事態については、地域周辺——もちろん、直接的にそこが水没地帯になったわけでもありませんし、土地は全然取られてはおりませんけれども、しかし、その周辺、同じ町の中でそういう事態が発生をしているという現実があるのであります。
○説明員(杉田栄司君) この水没地帯の農業のあとの問題でございますが、先ほど企画庁のほうから答弁がございましたように、山村もしくは過疎というようなそういう施策の中で、もちろん農業関係の振興もはかっていくということでございますし、なおそれに盛り込まれない問題につきましても、一般の農業施策の中で重点的にひとつめんどうを見るようにしていきたいというふうに考えます。
それから原野、海浜地、河川敷、それから丘陵地、まあこの中には二十三区と分けておけばよかったんですが、統計そのままになっておりますのを申し上げますと、東京湾岸の例のゼロ地帯ですが、水没地帯も入っておりますし、八丈島、三宅島、大島も入っております。
○田邊分科員 いままでのいろいろな各種のダムの補償を見ますと、いわば現物といいましょうか、現金にかえて補償するという形でありますが、ダムもだんだん山奥から里に降りてきていますので、水没地帯も多くなり、そこに働いている人たちの生活様式も多様になってくるという形であります。
○鈴木一弘君 これは水源地対策の問題になるんですが、下流のほうでは確かにダム等ができれば利水、治水そのほかでかなりの広範囲の利益というものが考えられるんですけれども、水没地帯をはじめとした水源地というのは、若干環境は変わるし、土地は減り人口は減少する、町村の行政水準も下がる、こういうふうになってくるわけです。
川が両府県にまたがっている、上流と下流とで府県が違っていると、ダムをつくって効率的にこの水を利用しようとしても、上流県が水没地帯になって下流県が利水地帯になるというようなことでは、とてもこれを解決していくことはできない。事務組合をつくろうと、協議会をつくろうと、解決していくことはできない。
事実、ある地帯におきましては、ダム屋というのが水没地帯でたくさん土地を買っています。私は二、三日あればあなたの手元へ資料を出してみせていいのです。こういうように土地を買い占めまして、建設業者が、私がつばをつけたのだということで、落札業者を業者の間できめておるというようなことがないことを私は望むのです。しかし現在ダム屋と称するやつが暗躍しておることは、河川局長も御存じだろうと思うのです。
しかもその裏づけとしまして、いわゆる水没屋、ダム屋というのがおって、しかも土建屋の手先となって水没地帯あるいはダムサイトの地帯の土地を買っておることを御存じでございますか。局長どうでございますか。
将来、岩本ダムあるいは沼田ダムという問題も二千数百戸が埋没される、また鉄道等も水没地帯に入る、こういう問題でそこにダムをつくる、水が必要だということが前提としてあっても、やはりその前に民生の安定あるいは民生の転換が地元の人によって納得されるかどうか、そういう問題をまず考えないとダムの問題は非常にむずかしいのじゃないか。技術だけの問題ではない。
しかもかりに沼田ダムというものを建設する技術上の可能性がある、こういうことになりますと、率直に言って、水没地帯その他関係するものがたくさんありますから、いろいろ地元としては問題があろうと思います。そういう意味でそう簡単にいかないのだ、こういう観念をいま申し上げておると思います。
そうしますと、水没地帯の反対が、これは当然のことでございますが、ございます。そこで、その反対をどうしてがまんしていただくか、納得させるかという問題が大きな問題でございますが、幸か不幸か、この五木村は、ダムができなくても、年々上流のほうから洪水が押し寄せてまいりまして、山くずれがあって、そうして川筋の家屋はすでに百何十戸三年間に流失いたしております。
そこで、あなたは、そのほかにまだどうしてもできないものがあるのは、この水没地帯に国有林、すなわち保安林その他がある。とにかく保安林を解除になるにはたいへんな法律がある。もし解除がならぬうちに一本の木でも切ったり植えたりすることはできない。これは農林大臣が県に対し認可し、県はこれは公示してから四十日間手をつけられない、こういう法律もある。そのほかに、この中に鉱区の出願が相当ある。
もう一つは、地盤沈下が激しかったために水没地帯が広範な面積に及んでいる、そうして、水没しておるために被害を激甚ならしめ、また、考え方によっては、あの火災のごときも、あそこが水没地帯でなければ防止できたかもしれないということが考えられるわけです。